
今日はタトゥー除去についてよく受ける質問に答えたいと思います。どこまで除去できるのか、いつ始めるのが良いのかという話です。

どこまで除去できれば除去されたと言えるのか
刺青を研究する方々は、刺青が相当部分消失した状態を除去の基準としています。きれいに除去することが全く不可能というわけではありません。
診療経験上、非常にきれいに除去できる方もいれば、薄く残る部分がある方もいました。結果には個人差がある場合があります。

その場に留まる貪食細胞
刺青の粉を細かく砕くと、皮膚の貪食細胞がこれを移動させます。しかし、一部の貪食細胞はその場から他の場所に移動しないと言われています。
最近の研究によると、その貪食細胞が寿命を終えて死んだとしても、下にあった貪食細胞が再び刺青の粉を捕食し、同じ場所に位置するようになります。
これが、除去しても薄く残る色素ができる背景として語られています。色素を扱う機器と方法は、Rゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去案内にまとめてあります。

ケロイド体質の場合は注意が必要です
ケロイド肌は、他の人よりも傷跡ができやすい肌タイプです。ケロイド体質の場合、除去施術には注意が必要です。
ケロイド肌に刺青がある状態でレーザーをすると、その部位に傷跡ができる可能性が他の人よりも高くなります。傷跡ができる可能性がある場合は、早期に適切な治療を受けるか、ケロイド専門病院で治療を受けることが望ましいです。
傷跡を一緒に診る施術は、ピンホール法 火傷・手術傷跡案内でご確認いただけます。

時期を早めるほど有利な理由
除去時期は、肌が治る前に治療する方が効果的です。ただし、肌が治った後でも治療効果が大きく変わることはありません。
刺青施術後に気に入らない場合は、できるだけ早く除去することをおすすめします。
- 刺青をすると、その場所に傷ができます
- その傷を通してレーザー治療をすると、刺青インクがより早く排出されます

条件別に整理すると
| 条件 | 除去に与える影響 |
|---|---|
| 貪食細胞がその場に留まる | 薄い色素が残る可能性があります |
| ケロイド体質 | 傷跡発生の可能性が比較的高くなります |
| 肌が治る前 | インクが排出されやすい時期です |
| 肌が治った後 | 治療効果が大きく変わることはありません |

結論から申し上げますと
刺青除去は、条件によって結果に幅がある施術です。ご自身の刺青がどの条件に該当するかを確認することが出発点です。
診療の流れは刺青除去診療案内でご覧いただけます。ご不明な点は今すぐチャットでお問い合わせください。


作成・医学監修 カン・ジンムン代表院長(皮膚科専門医) 延世大学校医科大学卒業・セブランス病院皮膚科専門医・盆唐チャ病院教授歴任 現 延世医科大学皮膚科学教室外来教授 医療陣紹介を見る
初回発行 2024-12-27 · 最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療に代わるものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
