
レーザーでタトゥーを除去する際に最も心配なことは何かと尋ねると、多くの方が施術中の痛みを挙げられます。
痛みは個人によって感じる程度が異なります。別途麻酔なしで施術を受ける方もいれば、タトゥーを入れる時よりもはるかに痛いとおっしゃる場合もあります。なぜ痛いのかから見ていきましょう。
痛みを引き起こす3つの要因
レーザーでタトゥー部位を照射すると、色素が細かく砕かれ、体内のマクロファージがその色素を貪食します。この過程で痛みが生じる点は以下の通りです。
- タトゥーの粉が破裂する際に、色素が位置する皮膚の周囲がわずかに裂けるような感覚を感じることがあります。
- レーザーは熱を利用するため、皮膚表面を通過する光によって熱が発生し、痛みと関連すると言われています。
- 内部に微細な傷ができ、その傷による炎症反応で痛みや腫れ、赤い発疹が起こることがあります。
施術の原理自体は、Rゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去のご案内にまとめてあります。
麻酔クリームが届かない深さ
タトゥー除去の麻酔で最も一般的に使われるのは、皮膚表面に麻酔クリームを塗る方法です。
麻酔クリームを塗っても皮膚の上部は麻酔されますが、下の深い部分までは浸透しないため、痛みを感じることがあります。
欧米でよく使われる方法として、エアクーリングシステムがあります。冷たい空気を皮膚に当てて、その部位の痛みと腫れを同時に軽減する方式です。
睡眠麻酔と非睡眠麻酔を比較すると
睡眠麻酔はプロポフォールを使用して意識を完全に失わせ、眠らせる方法です。大きな手術には必要ですが、レーザー施術のような小さな施術ではかえって負担になることがあります。施術中に医療スタッフとコミュニケーションが取れず、安全上の負担が生じるためです。
| 区分 | 睡眠麻酔 | 非睡眠低痛亜酸化窒素麻酔 |
|---|---|---|
| 意識状態 | プロポフォールで意識なく眠る | 意識がある状態を維持 |
| 施術中のコミュニケーション | 困難 | 医療スタッフとコミュニケーション可能 |
| 絶食 | 必要 | 必要なし |
| 回復時間 | 別途必要 | 別途必要なく、当日運転可能 |
非睡眠麻酔を選ぶ理由
非睡眠低痛亜酸化窒素麻酔は、酸素と亜酸化窒素を呼吸で供給しながら、睡眠誘導なしで意識が覚醒した状態で痛みを大幅に軽減する方法です。FDAに承認された麻酔方法で、睡眠麻酔が難しい方も受けることができます。
意識がある状態で痛みや恐怖感、不安感を軽減するため、施術中に医療スタッフとコミュニケーションを取りながら精密に進めることができます。絶食は不要で、別途の回復時間もかかりません。
痛む部位を事前にお知らせください
傷跡予防まで含めた方法は、ピンホール法 火傷・手術傷跡施術のご案内を、全体の診療の流れはタトゥー除去診療のご案内をご参照ください。
麻酔方法についてご不明な点がございましたら、今すぐチャットでお問い合わせください。痛みの感じ方や回復経過には個人差がある場合があります。

作成・医学監修 カン・ジンムン代表院長(皮膚科専門医) 延世大学校医科大学卒業・セブランス病院皮膚科専攻医 大韓皮膚科学会・大韓皮膚美容外科学会会員・著書 メディカルボディケア 医療スタッフ紹介を見る
初回発行 2023-12-13・最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療に代わるものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
