
カラータトゥーの除去が難しいと感じるのには理由があります。タトゥーインクは単色ではなく、複数の顔料の組み合わせである場合が多く、色ごとに光を吸収する波長が異なります。従来のレーザーでは一度にすべての色を処理するのが難しかった背景です。
難易度を上げる条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 色系統 | 黄色、黄緑と緑、ミントとターコイズ、青は除去が難しい傾向にあります |
| 吸収と反射 | 一部の色は反射されたり、レーザーエネルギーをうまく吸収しなかったりします |
| インクの濃度と深さ | 濃度が濃い場合や深く入っている場合は難しくなります |
| 古い重ね塗り | 何度も重ね塗りされたインクは粒子がより凝集しています |
| 明るい色とパステル | 明度が低いインクなので、除去がより遅い傾向にあります |
過去にカラータトゥーが消しにくいとされていた理由が、これらの条件に集約されています。何度も施術しても色が残るケースがありました。

痛みが大きい、または回復が遅い部位
皮膚が薄い、または敏感な部位は、痛みがより強く、回復が遅くなることがあります。
- 手首
- 足首
- 肋骨周辺
- 首
- 指
- 顔、アイブロウとアイライン、リップタトゥー
過去に重ね塗りやカバーアップをした場合もこれに加わります。インクが何層にも重なったり、顔料が濃く深さがある場合は、除去がさらに難しく、回復も遅くなることがあります。

超短パルスがインクを扱う方法
真皮の奥深くに入り込んだインクは、レーザーが到達しにくい傾向にあります。
ピコウェイはピコ秒、つまり1兆分の1秒単位の超短パルスを使用し、インク粒子にエネルギーを素早く強力に伝達します。従来のナノ秒パルスよりもはるかに小さい粒子単位でインクを分解できるため、体内の免疫細胞がこれを処理しやすい状態にします。
機器構成はRゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去のご案内で、異なる波長を使用する方法はNd:YAGタトゥー除去でご確認いただけます。

1台の機器で波長を使い分けること
1台の機器で複数の波長を適用できれば、様々なカラーインクに合わせて精密に照射することができます。青、緑、赤、黄色のように消しにくい色にも対応する方向です。
これにRゼロテクニックを加えれば、1回の施術で最大4回まで照射することができます。治療回数を減らして除去速度を上げる方法であり、インクの色が複数ある場合や複合的な場合でも、それぞれに合わせた波長をその場で続けて使用することができます。

今は変わった条件
過去にはカラータトゥーの除去は最後まで進めるのが難しいとされていました。しかし、ピコレーザーのような機器の発達と治療法の進歩により、黄色、黄緑、青をはじめとする様々なカラータトゥーも除去が可能になりました。経過には個人差がある場合があります。
カウンセリングで確認すること
カラータトゥー除去を検討されている場合、予算や早く消したいという気持ちよりも先に確認すべきことがあります。インクの色、濃度、肌の状態、タトゥーの深さなど、ご自身のタトゥーの状態を正確にチェックし、施術計画を立てられる場所でカウンセリングを受けることをお勧めします。
全体の進行フローはタトゥー除去診療案内にあります。お気軽に今すぐチャットでお問い合わせくださいでご質問いただいても構いません。

作成・医学監修 イ・サンジュ代表院長 (皮膚科専門医) 延世大学校医科大学及び大学院卒業、医学博士・セブランス病院皮膚科専門医 現 延世医大皮膚科学教室外来教授・著書 ニキビバイブル、メディカルスキンケア 医療陣紹介を見る
初回発行 2025-11-26・最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療に代わるものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
