タトゥーを消したいけれど、「本当にきれいに消えるだろうか」、「傷跡が残らないだろうか」という心配でためらってしまいます。結論から言うと、タトゥー除去の結果は、どのような装置を使うかと同じくらい、その装置をどのように扱うかによって大きく異なります。
延世スター皮膚科 新村本院では、ピコ秒レーザーであるピコウェイ(PicoWay)を活用してタトゥー除去を行っています。本日は、この装置がなぜタトゥー除去によく選ばれるのか、そして当院で適用する除去過程と痛み管理方法を順に整理していきます。
ナノ秒からピコ秒へ、何が変わったのか
以前はナノ秒(nanosecond)、つまり10億分の1秒単位で照射するレーザーを主に使用していました。その後、技術が発展し、ピコ秒(picosecond)、1兆分の1秒単位で照射するレーザーが登場しました。
この短くなった照射時間のおかげで、タトゥーだけでなく、シミ、そばかすのような表皮色素除去 (シミ・そばかす)にも活用されることが知られています。当院では、ピコ秒レーザーの中でもキャンデラ(Candela)社のピコウェイ装置を使用しています。
同じ色素でも照射時間が短くなるほど、周辺の肌に与える熱損傷は減り、色素をより細かく砕く方向に作用すると報告されています。
ピコウェイはシミレーザーとしても知られています。ピコ秒単位で素早く病変に照射すると、周辺の肌への損傷を減らしながらメラニン色素を細かく砕くのを助けます。ただし、結果には個人差がある場合があります。
4つの波長で色別カスタムアプローチ
ピコウェイ装置は複数の波長を持っています。通常のピコレーザーが2~3個の波長で進行するのに比べ、ピコウェイは4つの波長で照射が可能です。

| 波長 | 主に反応する色 |
|---|---|
| 532nm | 赤色、オレンジ色 |
| 730nm | 青色、紫色 |
| 785nm | 水色、緑色 |
| 1064nm | 黒色、茶色 |
複数の色が混ざったカラータトゥーの場合、色別に分けてアプローチすることができます。どの波長がどの程度必要かはタトゥーの色と深さによって異なるため、実際の適用は診療相談を通じて決定されます。
タトゥーが消える原理
タトゥー除去の基本原理はこうです。レーザーを照射すると、真皮層に位置するタトゥー染料が強いエネルギーによって細かく砕かれます。このように小さくなった色素粒子を私たちの体の免疫細胞が移動させ、体外に排出します。

色素が細かく砕かれるほど排出がスムーズになります。しかし、レーザーが一度通過するとタトゥーの上にバブル層ができます。このバブル層をどのように管理するかが除去過程の重要な部分です。同じ装置を使っても、扱う方法によって経過が異なる可能性があるという意味でもあります。
診察室では、装置自体よりもこのバブル層をどのように処理するかに興味を持つ方が多いです。
バブル層を管理するRゼロテクニック
当院で適用する方式はRゼロテクニックです。進行順序は以下の通りです。

- ピコウェイレーザーでタトゥー色素を素早く砕きます。
- PFD(パーフルオロデカリン)特殊薬剤を塗布し、浮き上がったバブル層を減らします。
- 周辺の皮膚組織への損傷を最小限に抑えながら、1セッションで複数回繰り返し適用します。
- 色素と肌の状態を確認しながら出力を調節します。
Rゼロテクニックを適用する場合、一般的な方式に比べて除去回数を減らせると報告されています。ただし、タトゥーの色、深さ、面積、肌タイプによって必要な回数と経過には個人差がある場合があります。
タトゥー除去の過程や予想回数にご興味があれば、タトゥー除去関連チャット相談でお問い合わせを通じてお気軽にご質問ください。
傷跡を一緒に考慮する過程
延世スター皮膚科は傷跡治療も手掛けています。除去施術後には、傷跡予防の過程も一緒に考慮します。
蓄積された経験に基づき、Rゼロ施術と高出力CO2レーザーを組み合わせて水ぶくれが排出される空間を確保し、傷跡を予防する方向で進めます。除去部位や肌の状態によっては、傷跡管理が追加で必要となる場合があるため、施術前のカウンセリングで一緒に確認します。

痛みが心配な場合
消さなければならないと分かっていても、痛みのためためらう方が少なくありません。新村本院では、刺激と痛みを軽減するための段階を設けています。
- クリーム麻酔:肌表面にクリーム状の局所麻酔剤を十分に塗布します。
- エアクール:肌に冷たい空気を当てて施術中の刺激を軽減します。
- 施術中の反応を見ながら進行速度を調節します。
この2段階を経て進行するため、痛みの負担を少し軽減して受けていただけます。ただし、痛みの程度は個人差がある場合があります。

まとめ
本日は、ピコウェイを活用したピコタトゥー除去の原理とRゼロテクニック、傷跡予防、痛み管理方法まで見てきました。タトゥーの色と深さ、肌の状態によって適切なアプローチと回数が異なるため、正確な判断は直接肌の状態を確認した後に行われます。
ご不明な点がございましたら、ピコタトゥー除去チャット相談でお問い合わせを通じてご質問いただければ、順次ご案内いたします。
イ・サンジュ代表院長 (延世大学校医科大学・大学院医学博士、セブランス病院皮膚科専門医修了、大韓皮膚科学会会長) イ・サンジュ代表院長プロフィール 初回発行 2023-07-26 / 最終確認 2026-06-16
この文章は一般的な情報提供を目的としたものであり、施術の適合性と経過は個人によって異なる場合がありますので、正確な診断と計画は医療スタッフとの相談を通じてご確認ください。
