火傷を負った時の傷跡の形と傷との違いは? | 新村 延世スター皮膚科
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火傷を負った時の傷跡の形と傷との違いは? | 新村 延世スター皮膚科

火傷を負った時、傷と傷跡は何が違うのか、肥厚性色素沈着拘縮性など4種類の火傷跡の形と治療で期待できる変化を皮膚科の観点からまとめました。

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火傷の跡は、単に皮膚が黒ずんだり赤みが残ったりする表面的な問題だけではありません。深さと範囲によって皮膚の色、質感、動きまで変わり、長く残るからです。火傷を負った直後、「これが単なる傷なのか、傷跡として固まっていく過程なのか」と迷い、治療の時期を逃してしまうケースが少なくありません。結論から言えば、火傷を負ったその瞬間から跡が定着するまでの全過程を傷として、その過程を経て最終的に残った変化を傷跡として理解すると区別がしやすくなります。

事故は日常生活で予期せぬ形で起こることが多く、そのため初期に適切に管理できず、後になって来院される方が多くいらっしゃいます。傷が治る過程で跡が残りますが、人によって肌の体質や再生力が異なるため、同じ事故でも回復結果は異なる場合があります。

傷と火傷跡、何が違うのか

多くの方が火傷を負った時、傷と傷跡をどのように区別すべきか疑問に思っています。簡単にまとめると、火傷を負った直後から跡として定着するまでの全過程が傷であり、その結果として残る変化が傷跡です。

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皮膚の構造を見ると、大きく表皮、真皮、皮下脂肪に分けられます。どの層まで損傷したかが回復の様相を分ける鍵となります。

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なぜ真皮層の損傷が傷跡を残すのか

真皮層まで深く損傷した場合、汗腺や毛包のような皮膚付属器が破壊されます。この部分を異常なコラーゲンが埋め尽くすことで、皮膚の色、質感、しわなどに変化が生じます。

傷跡の軽重は、傷がどれだけ深く広いか、そして原因物質の温度と露出時間によって決まります。温度が高く露出時間が長いほど、回復後も火傷跡が大きく残る可能性があります。

真皮層以上に深い損傷は、皮膚が自ら元の構造を修復することが難しく、異常なコラーゲンで埋め尽くされ、傷跡として定着すると言われています。

動きの多い部位、特に関節や口元、首周りが代表的です。1度程度の軽い損傷は、適切な応急処置でスムーズに回復する傾向があります。ただし、2度以上に強度が強くなると、顔面部、頸部、手足などの関節部位に肥厚性または拘縮性瘢痕が生じ、外見の変化と機能障害につながる可能性があります。

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このような兆候が見られたら注意が必要です

損傷部位が好転せず、以下のような変化が見られる場合は、肥厚性瘢痕に進行する可能性があるため、注意深く観察する必要があります。

  • 持続的に赤い色素を帯びる場合
  • ヒリヒリとしたかゆみが続く場合
  • 時間が経っても色がさらに赤くなる場合
  • 跡が徐々に厚く盛り上がってくる場合

傷が治る期間が長くなるということは、それだけ火傷がひどかったか、皮膚の再生力が低下している兆候と見ることができます。ただし、治癒期間自体が直接傷跡を作る原因ではなく、人によって個人差がある場合があります。火傷の跡が気になる場合は、自己判断よりも火傷跡の進行度を正確に確認してもらう方が良いでしょう。

ご不明な点は火傷跡治療に関するチャット相談でお問い合わせください

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火傷跡の4つの形態

火傷を負った時に現れる傷跡の形態は、大きく4つに分類できます。ただし、種類が個別に決まっているというよりは、損傷の程度によって形態が異なるという程度に理解すると良いでしょう。

形態主要特徴
肥厚性瘢痕コラーゲン過剰生成により皮膚が盛り上がり、赤みを帯びる (時間が経つと白く変化することもある)
色素沈着型メラニン過剰生成により皮膚色が褐色や黒色に変化する
拘縮性瘢痕コラーゲン線維の収縮により周囲の皮膚が引っ張られ、関節の動きに制限が生じる
移植後跡皮膚移植部位の脱色、色素沈着、質感の変化

最も一般的な肥厚性瘢痕は、治癒過程でコラーゲン生成が過剰に行われ、皮膚が盛り上がり、赤みを帯びる形態です。時間が経つと赤色が白く変化することもあります。

色素沈着型は、回復期間中にメラニン色素を過剰に生成し、皮膚色が褐色や黒色に変化する様子を見せます。表皮層のメラニン細胞で合成が増加し、過剰に生成された細胞が角質細胞に移動することで、皮膚が黒っぽく見えるようになります。

拘縮性瘢痕は、火傷の程度がひどく、損傷部位が広い場合に現れます。皮膚が再生する過程でコラーゲン線維が自ら収縮し、周囲の皮膚を引っ張る現象で、皮膚の形が変わり、ひどい場合は関節の動きに制限が生じる可能性があります。

重度の火傷では、手術的に皮膚を移植して機能を回復させる必要がある場合があります。この時、移植部位に脱色、色素沈着、質感の変化が生じ、目立つ跡が残ってストレスになることもあります。


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治療はどこまで期待できるのか

傷跡を本来の皮膚に戻すのは簡単なことではありません。長い時間をかけてじっくりケアしても完全に消えるのは難しいという点は明らかです。ただし、ウルトラパルスアンコール、スターラックス、Vビームなど状況に合ったレーザー機器を適切に活用し、ピンホール法のような方法で根気強く治療を続ければ、日常生活に支障がない程度に改善される事例が報告されています。

診察室で見ると、同じ火傷でも部位や深さ、進行時期によってアプローチを変える必要があるケースが多くあります。そのため、跡が固まる前の段階で方向性を決めることが役立ちます。真皮再生を助けるリジュランや、陥没と厚みを整えるマイルドピンホールのような方法が、状態に応じて併せて検討されます。赤みが長く残る赤ら顔の様相が伴うかどうかも一緒に確認する傾向があります。

ご自身の火傷跡がどのような形態に近いのか、どのような治療が合っているのか知りたい場合は、火傷跡治療相談チャットでお問い合わせください

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今回の記事では、火傷を負った時の傷と傷跡を区別する基準、傷跡がどのような形で残る可能性があるのか、体のどの部位にできやすいのかをまとめました。火傷の跡は、初期段階の管理と適切な時期の治療がその後の経過に影響を与える可能性があるため、変化を感じたら医療スタッフと相談して方向性を決めることをお勧めします。


イ・サンジュ代表院長 (延世大学校医科大学・大学院医学博士、セブランス病院皮膚科専門医修了、大韓皮膚科学会会長) イ・サンジュ代表院長プロフィール 初回発行 2025-01-21 / 最終レビュー 2026-06-16

本内容は一般的な医学情報であり、回復の様相と治療反応には個人差がある場合がありますので、正確な診断と治療計画は医療スタッフとの相談を通じて決定してください。

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