様々なケロイド症状の原因、状態に合った治療が必要 | 新村 延世スター皮膚科
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様々なケロイド症状の原因、状態に合った治療が必要 | 新村 延世スター皮膚科

赤く腫れてかゆいケロイド。大きさや状態によって注射とレーザー、低痛注射のどれを選ぶべきか、患者様の目線でまとめました。

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ケロイドは、傷が治った場所に赤く硬く盛り上がる傷跡です。初めて来院される患者様が最初に投げかける質問は、ほとんど同じです。「これ、放っておけば治りますか?」結論から言うと、ケロイドが自然に治まることは稀で、むしろ時間が経つにつれて大きくなったり、かゆみや痛みを伴う傾向が報告されています。そのため、症状と状態を正確に把握し、それに合った治療方針を立てることが何よりも重要です。

ケロイドはなぜでき、どうやって気づくのか

ケロイドは、傷の治癒過程でコラーゲンが過剰に作られることで発生します。ニキビがひどかった場所、耳をピアスで開けた場所、手術や外傷部位でよく見られます。本文最初の事例の患者様もニキビがあり、そのニキビによるケロイド傷跡が一緒にできているケースと考えられます。

赤く盛り上がり、硬くなり、かゆみがある場合は、一度ケロイド体質である可能性を考慮することをお勧めします。

このようにニキビから始まったケロイドは、程度が軽ければ注射だけで試すことができます。ただし、効果が不十分であったり、症状がひどい場合には、レーザーと注射を併用した方がより良い結果が報告されています。あまり心配せずに、状態に合わせて治療を受けてみることをお勧めします。

耳のケロイド、大きさによって治療法が変わります

耳をピアスで開けた場所にできる耳のケロイド傷跡は、治療方法が大きさによって分かれます。

大きさが小さい場合には、ケロイド・肥厚性 傷跡注射だけでも改善が可能です。そのため、初期に早く来院して治療を開始する方が有利です。一方、豆粒ほどに成長したケロイドは、注射だけでは限界があり、美容的にも気になるケースが多いですが、この場合は手術的治療やレーザーを用いた治療を検討することになります。

手術とレーザー、何が違うのか

2つの方法の違いを一覧でまとめると以下の通りです。

区分方式特徴
手術的治療ケロイド部位を切り取って縫合一度に除去できるが、ケロイドの特性上再発しやすい
レーザー治療レーザーでケロイド組織を精密に除去メスよりも精密で、当院の経験上再発が比較的少ないと報告されている

外科的傷跡修復術は、ケロイド部位を直接切り取って縫合する方式です。一度に除去できるという利点がある一方で、ケロイド傷跡が再発しやすいという点は考慮する必要があります。

もう一つの方法は、レーザーでケロイド傷跡を除去することです。レーザーはメスよりも精密なアプローチが可能であるため、当院の経験から見ると再発率が比較的少ない傾向にあります。事例のように豆粒大のケロイドを早くなくしたい場合は、レーザーで一度に除去する方法をお勧めします。

ご不明な点はケロイド傷跡治療チャット相談でお問い合わせください

このような兆候が見られたら、すぐに確認してください

ケロイドが大きくなろうとするときは、いくつかの兆候が同時に現れます。診察室で見ると、以下の項目のうち2、3つが重なる場合に進行が早いケースが多いです。

  • 傷跡が赤く盛り上がる
  • いつもより硬く触れる
  • かゆみを伴う
  • 色がますます赤みを帯びる
  • 最初の傷の範囲を超えて傷跡が広がる

このようにかゆみがあり、色がさらに赤くなっている場合は、できるだけ早く注射とレーザー治療を受けることをお勧めします。ケロイド傷跡自体が時間が経つにつれて扱いにくくなるためです。

注射とレーザーを併用する理由

ケロイド症状には一般的に注射治療が多く行われ、場合によってはレーザーを併用することもあります。特に赤みがひどい場合には、Vビームプリマのようなレーザーと注射治療を併用します。

ただし、他の病院で注射を受けていたが、痛みのためこれ以上受けられないという方がかなり多くいらっしゃいます。ケロイド注射は、硬い組織の中に薬剤を入れるという特性上、痛みを伴う傾向があります。

痛みが負担になる場合

注射時の痛みを軽減する方法がいくつかあり、この方法を使用すると、従来のケロイド注射の痛みに比べて約10~30%程度軽減できると報告されています。

いわゆる低痛注射と呼ばれる方式で、痛みを一層軽減するのに役立ちます。ケロイド症状は人によって異なるため、初期に受診して自分の状態に合った治療を受けることが最も良いです。ニキビから始まった傷跡であれば、ニキビ跡治療と合わせて検討するのも一つの方法です。

注射の痛みが心配で治療を先延ばしにしていた方は、気軽に状態から確認してみてください。

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執筆者 イ・サンジュ代表院長・皮膚科専門医

延世スター皮膚科 新村本院の代表院長で、2026年には大韓皮膚科医師会会長を務め、延世大学校医科大学皮膚科学教室外来教授としても活動しています。色素と傷跡の分野を長年診療してきました。

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初回発行 2024年10月29日・最終検討 2026年7月23日


本記事は一般的な医学情報案内であり、ケロイドは体質や部位によって経過に差がある場合があります。正確な診断と治療計画は皮膚科専門医の診察でご確認ください。

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