
タトゥーを消したいけれど、傷跡が残るのではないかと悩んでいる方が多くいらっしゃいます。特に深く刻まれたタトゥーほど、治療過程で皮膚損傷が生じる可能性があり、心配が大きいかもしれません。
タトゥーを消すことも重要ですが、皮膚をできるだけ元の状態に近く回復させることも同様に重要です。
色素除去と皮膚回復は別のことです
タトゥー除去レーザーは色素を破壊します。しかし、損傷した皮膚組織自体を回復させるには限界がある場合があります。
色素を取り除くことと、皮膚を元に戻すことは、互いに異なる段階です。
そのため、最近ではタトゥー除去レーザー後にCO2レーザーを活用したピンホール法が併用される場合があります。

ピンホール法がすること
ピンホール法は、CO2レーザーで皮膚を再整備する方法です。微細な穴を皮膚に規則的に作り、傷跡や損傷した皮膚の再生を誘導します。
一般的なレーザー除去後には、赤みや色素沈着、微細な傷跡が残る場合があります。このような時にCO2レーザーを非常に低い強度で微細に照射すると、皮膚再生を刺激しながら傷跡予防に役立ちます。
まるで皮膚の最終的な整理段階の役割と見なすことができます。詳細については、ピンホール法 火傷・手術傷跡でご覧いただけます。

残る可能性のあるものと担う段階
| レーザー除去後に残る可能性のあるもの | ピンホール法が担う部分 |
|---|---|
| 赤み | 微細な熱刺激で皮膚再生を誘導 |
| 色素沈着 | 肌のトーンを均一に整える |
| 微細な傷跡 | コラーゲン再生を誘導してキメを均一に |
| 陥没した跡 | ある程度緩和される可能性があります |
この過程で傷跡予防に役立ち、すでにできた跡も一部緩和される可能性があります。結果には個人差がある場合があります。

計画に入れておくと良いこと
- 色素を何回に分けて除去するか
- 各回の間に皮膚がどのように回復するか
- 最終段階に回復施術を置くか
色素だけを取り除けば終わりと考えがちですが、皮膚の状態を考慮した回復過程が伴ってこそ、結果も満足のいくものになる可能性があります。
ご不明な点は今すぐチャットでお問い合わせくださいでお尋ねいただけます。

除去を超えて修復まで
傷跡がご心配な場合は、CO2レーザーピンホール法まで含めて計画を立ててみてください。
色素除去段階はRゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去に、全体の進行フローはタトゥー除去診療案内でご確認いただけます。

作成・医学監修 イ・サンジュ代表院長(皮膚科専門医) 皮膚科専門医・セブランス病院皮膚科専攻医・延世大学校医科大学大学院医学博士 著書 Skin Barrier・現 延世医大皮膚科学教室外来教授 医療陣紹介を見る
初回発行 2025-06-16・最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療に代わるものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
