
タトゥーを消すことを決めたら、どうすれば良い結果が得られるのか気になることでしょう。数多くの除去施術を行い、結果が良かった部分をまとめました。
なぜ時間がかかるのか
タトゥー除去の原理は2段階です。タトゥー部位にレーザーを照射して色素を細かく砕き、マクロファージが砕かれた色素を食べて除去します。
しかし、一般的なレーザー除去は、レーザービームが一度照射された後、色素が砕けることで生じるバブルのため、1回の施術で一度しか照射できません。そのため、きれいに消すまでには、短いと半年、長いと数年かかります。
長期間の治療は、頻繁に病院に通わなければならないという点で負担になります。最後まで完遂するには、期間を短縮する方法で進めるのが良いでしょう。
第一に、照射速度が速いレーザーか
レーザーはタトゥー色素をマクロファージが食べやすいように細かく砕きます。照射速度が速いほど色素はより細かく砕かれ、マクロファージがより簡単かつ迅速に処理できます。
タトゥー除去にはナノ秒レーザーとピコ秒レーザーが共に使われています。ピコ秒レーザーはナノ秒よりもパルス幅が約1000倍短いです。2つの方式の違いは、Nd:YAGタトゥー除去とRゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去を比較してみてください。
第二に、複数の波長を持っているか
タトゥー色素ごとに、よく消える特定の波長があります。ほとんどのタトゥー除去レーザーには2種類程度の波長が内蔵されていますが、米国キャンデラ社のピコウェイレーザーはピコ秒レーザーでありながら4種類の波長を持っています。
| 波長 | 反応する色素 |
|---|---|
| 532nm | 赤色、橙色 |
| 730nm | 青色、紫色 |
| 785nm | 水色、緑色 |
| 1064nm | 黒色、茶色 |
第三に、焦りをどう扱うか
施術を1、2回受けても改善が見られない、あるいはかえって濃くなったように感じて焦る方がいらっしゃいます。
消えていないのではなく、見た目よりも皮膚の奥のインクの量が多く、除去過程で周囲に広がってそう感じることがあります。
レーザーを照射すると、一時的にタトゥー部位が刺激されて濃く見えることもあります。除去が進んでいないわけではないので、消える過程の一つとして捉え、忍耐強く続けてください。
当院で行うRゼロテクニックは、レーザー照射後にさらなる透過を妨げるバブルを特殊薬剤で消失させ、肌の状態に応じて1回に最大3回から4回まで反復施術が可能です。これに施術後、高出力レーザーで精密に微細な穴を開けるピンホール法 火傷・手術傷跡を併用すると、色素がより効果的に排出され、水ぶくれ発生の確率も低くなり、傷跡予防効果まで期待できました。
第四に、施術後のケアを守るか
施術部位がきちんと治癒することが結果を左右します。
- 施術部位がしっとりするように保湿に気を配り、再生に役立つクリームやローションを使用します
- 肌の治癒を妨げるアルコールやタバコは、除去期間中はできるだけ控えます
- 汗を多くかく激しい運動は悪化する可能性があるため、1週間程度避けます
- 通気を遮断する湿潤バンドは、肌によってはアレルギー反応が生じる可能性があるため、できるだけ貼らないでください
- かさぶたができても無理に剥がさず、小さな水ぶくれは潰さないでください
- 水ぶくれが管理しきれないほど大きくなったり、破れて浸出液が出たりした場合は、病院で処置を受けてください
全体の診療の流れはタトゥー除去診療案内でご確認いただけます。進行中に心配な点がございましたら、今すぐチャットでお問い合わせくださいにご連絡ください。経過には個人差がある場合があります。

作成・医学監修 カン・ジンムン代表院長 (皮膚科専門医) 延世大学校医科大学卒業・セブランス病院皮膚科専門医 盆唐チャ病院教授歴任・大韓皮膚科学会会員 医療陣紹介を見る
初回発行 2023-12-27・最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療に代わるものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
