火傷の傷跡は、怪我をした部位が治った後も肌の色と質感が共に変化し、長く残る痕跡です。初めて傷跡に直面した方が最初に思い浮かべる質問は、ほとんど同じです。この傷跡、再び元の肌のように戻ることはできるのか。結論から申し上げると、傷跡を完全に消すことはできませんが、形と質感を正常な肌に近づけて緩和する治療は十分に可能です。
火傷の傷跡はなぜこんなに目立つのか
傷跡の中でも火傷の傷跡は、肌の色が赤や茶色、あるいは白色に変わる色調変化に加え、肌の質感自体が異なります。表面が厚く固まったり、硬く拘縮が起きたりすることもあり、見た目上最も見苦しい形で残ることが多いです。
それだけに、火傷の傷跡は皮膚科でも治療難易度が高い領域に属します。扱いにくいことから、火傷の傷跡治療自体を試みないケースも少なくありません。延世スター皮膚科 新村本院は、火傷の傷跡治療のために長期間臨床経験を積んでおり、本院ならではのアプローチをまとめてご案内します。

ピンホール法とは何か
火傷の傷跡に効果的な方法として知られているのが、ピンホールレーザー治療法です。ピンホール法は延世スター皮膚科 新村本院が元祖で、2000年代初頭から施術を開始し、全世界の皮膚科学会に報告されて以来、複数の臨床論文で良好な効果が報告されています。その効果を裏付けるように、ピンホール法の類似施術も生まれています。

ピンホール法は、文字通り皮膚に微細な穴を開け、硬く絡まったコラーゲン組織をほぐして再配列させ、傷跡を改善する方法です。
原理は思ったより単純です。硬くなった火傷の傷跡部位に高出力レーザーであるウルトラパルスアンコールを皮膚の深い層まで照射し、微細な穴を作ります。この過程で、硬く固まったコラーゲンがほぐれて再配列され、傷跡が徐々に緩和されます。
ピンホール法は、正常な肌と最大限類似するように改善する方式であるため、従来の皮膚移植手術が持つ異物感がほとんどない点が特徴です。また、繰り返すほど周囲の肌とますます近づくため、十分に治療を受けた場合、火傷の傷跡が目立たないほど改善されたという報告があります。ピンホール系治療の種類と適用範囲が気になる場合は、マイルドピンホール案内とピンホールアルファ案内を合わせてご覧いただくと役立ちます。

何回受ければいいのか
治療回数は傷跡の深さと状態によって異なります。通常、1〜2ヶ月間隔で1〜2回受けただけでも改善を実感するケースもありますが、十分な効果のためには最低5回から10回程度の治療をお勧めしています。ただし、同じ回数でも結果には個人差がある場合があります。
診察室で見ると、一度に大きな変化を期待するよりも、回数を重ねながら肌の質感が徐々に整っていく過程を一緒に確認する方々の方が満足度が高い傾向にあります。治療過程で以下の点を事前に知っておくと良いでしょう。
- 傷跡の深さと面積によって推奨回数が異なります
- 回数ごとに施術強度を調整しながら進めます
- 施術後は紫外線遮断と保湿ケアが重要です
- 変化は一度に現れるのではなく、回数を重ねるごとに段階的に現れます
- 進行状況は専門医と相談しながら調整します
ご不明な点は火傷跡治療に関するチャット相談でお問い合わせください

火傷の傷跡、「完治」という言葉を使わない理由
一度できた傷跡が完全に消えることを願う気持ちは、患者様も私たち医療スタッフも同じです。そのため、火傷の傷跡がなくなるかどうか尋ねる方が多いですが、教科書的には完治という表現は使用しません。
残念ながら、一度できた傷跡を損傷以前の状態に戻す方法は現在までありません。ただし、正常な肌に近づけて緩和することは可能です。傷跡のタイプによってアプローチが異なるため、ご自身の傷跡がどのようなタイプかまず確認することをお勧めします。
| 区分 | ピンホールレーザー治療 | 皮膚移植手術 |
|---|---|---|
| 目標 | 質感と形を正常な肌に近づけて緩和 | 損傷部位を他の皮膚で代替 |
| 異物感 | 比較的少ないと報告されている | 移植部位に異物感が残る場合がある |
| 進行方式 | 回数を分けて繰り返し施術 | 外科的手術 |

火傷の傷跡治療はどのように発展してきたか
過去には火傷が生命に直結する問題であったため、美容的側面よりも機能的回復が優先されました。そのため、手術以外に火傷の傷跡レーザーや他の施術はほとんど発達しませんでした。
しかし、現代医学とレーザー機器が共に発展するにつれて、古い火傷の傷跡に対しても様々な治療法が試みられ、定着しました。その結果、火傷の傷跡の形や質感、厚さを調整し、正常な肌に近づける治療が可能になりました。

治療を検討されている方へ
火傷の傷跡を正常な肌と全く同じに戻すことはできませんが、70〜80パーセント以上の改善が現代医学で報告されています。結果には個人差がある場合があります。延世スター皮膚科 新村本院は、元祖ピンホール法を基盤に、火傷の傷跡の悩みを軽減するために努力しています。
傷跡の深さが深かったり、拘縮がひどい場合は、レーザー単独治療以外に外科的傷跡修復術案内を合わせて検討することもあります。火傷の傷跡全般に関する情報は、火傷跡症状案内でご確認いただけます。
すべての治療計画は、皮膚科専門医との1対1のカウンセリングを通じて、症状に合わせた個別カスタマイズで立てていきます。火傷の傷跡治療でお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。
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イ・サンジュ代表院長(延世大学校医科大学・大学院医学博士、セブランス病院皮膚科専門医修了、大韓皮膚科学会会長) イ・サンジュ代表院長プロフィール 初回発行 2024-03-29 / 最終検討 2026-06-16
本内容は一般的な情報案内であり、治療結果と経過は個人によって異なる場合があり、正確な診断と治療方針は医療スタッフとの相談を通じて決定してください。
