こんにちは。皮膚科専門医です。
日常生活で転んだりぶつかったりした場合、あるいは最近では美容施術後に内出血でお悩みの方が多いです。本日は内出血ができる原因と、それに応じた治療方法について詳しく見ていきたいと思います。
内出血とは何ですか?どのように変化しますか?
内出血は、私たちが日常生活でよく見かけるように、血管の外に赤血球が漏れ出て生じる現象です。内出血はすぐには現れず、通常1~2日経ってから現れることが多いです。最初はやや赤みを帯び、時間が経つにつれて紫色に変わり、さらに時間が経つと黄色に変化し、徐々に消えていく経過をたどります。
一般的に内出血はできてから2週間ほどで消えることもありますが、ひどくできた場合や手術後に生じる内出血は、1ヶ月以上長く続くことも多いです。
内出血ができやすい人はいますか?
内出血は、皮膚が弱かったり、血管が透けて見えやすい人にできやすいです。特に男性よりも女性、そして皮膚が弱い方が内出血ができやすい傾向があります。また、加齢により血管が他の人に比べて弱くなった方は内出血ができやすいため、小さな衝撃でも内出血が簡単に生じることがあります。
心臓にステント施術を受けたため、アスピリンなどの薬物を服用している人は内出血がよりできやすくなる可能性があるため、普段からぶつからないように注意することが重要です。
民間療法、卵でこすると内出血は早く引きますか?
内出血を治療する民間療法の中で最も代表的なのは、卵でこすることです。しかし、一般的に小さくて浅い内出血にはほとんど効果がありません。内出血が少し深く腫れた場合には、卵でこすると内出血を横に広げて吸収を助けるのは事実ですが、思ったほどの効果は大きくないと言われています。
卵でこすると内出血が周囲に広がる可能性があるため、内出血のサイズが少し大きくなるという欠点もあります。したがって、小さくできた内出血には卵を使ってみることもできますが、あまり大きな内出血には使用しない方が望ましいです。
内出血を早く消す効果的な方法
内出血をもう少し早く治療する方法は、大きく分けて3つほどあります。
- 温かい湿布: 少し温かい湿布をすると、内出血が少し早く引くのに役立つことがあります。
- 内出血を引かせる軟膏: 市販されている内出血を引かせる軟膏を使用するのも役立つことがありますが、効果は20%程度と考えるのが良いでしょう。
- 皮膚科専門治療: レーザーや皮膚管理を利用する方法です。
皮膚科専門治療: レーザーと皮膚管理
皮膚科では内出血を専門的に治療するための方法を提供しています。
- レーザー: 特に内出血の原因となる赤血球を分解するレーザーを使用すると、迅速な効果が期待できます。
- 皮膚管理: 内出血による腫れを緩和し、内出血の除去を促進できる様々な皮膚管理方法があります。
内出血のサイズが小さく浅い場合には、1~2回の治療でも改善されることがあります。しかし、非常に深く大きな内出血の場合には、数回以上の治療が必要になることもあります。専門的な治療をご希望の場合は、皮膚科で相談してみることをお勧めします。
内出血、いつまで様子を見るべきですか?
一般的に小さな内出血は2週間から4週間、少し大きな内出血は1ヶ月ほどで消えるのが一般的です。ただし、1ヶ月以上内出血が続く場合は、内出血と類似して見える可能性のある他の疾患の可能性があるため、皮膚科専門医と相談してみることをお勧めします。
特に内出血が分解され、整形手術後に時々見られる現象として、大きな内出血が分解された後に血鉄素のような物質が沈着する場合には、内出血のように見えますが内出血ではなく色素沈着が生じることがあります。このような場合には内出血とは異なる適切な治療が必要となるため、皮膚科専門医と相談することが重要です。
