連休が3日あれば、肌を整える時間ができたと考えがちです。しかし、診察室で見ると連休後にむしろ跡が濃くなって来院される方が少なくありません。赤い跡をそのままにしたり、誤って触ったりするうちに定着してしまうからです。
赤い跡はなぜ残るのか
ニキビができると、その場所に炎症が起こります。炎症がある間は、その部位の血管が拡張しているため、肌が赤く見えます。
炎症がひどかった場所は、さらに一歩進みます。組織の損傷が深かった場合、赤みが引いた後も跡が残り、その一部は傷跡として固まります。
特に長引く方の共通点
同じニキビでも、跡が残る期間は人によって異なります。以下に該当する場合、回復が遅れる傾向があります。
- 肌が薄く、自己回復力が低い場合
- ニキビの部位を自分でいじって、周囲のコラーゲンまで損傷させた場合
- 普段から肌バリアが崩れていて、回復が遅い場合
赤い跡は傷跡の初期兆候でもあります
赤いニキビ跡は、傷跡の初期段階であることが多いです。そして、一度定着した傷跡は、ほぼ一生残ると考えるべきです。
この時期に何をするかが、その後の数年を左右します。
連休によくある間違ったケア
インターネットや周囲で広まっている方法の中には、事実と異なるものが多くあります。
セルフ圧出が代表的です。赤く盛り上がったニキビを自分で潰すと、炎症が治まるどころか悪化します。
ピーリングも注意が必要です。ニキビに適したピーリングと、刺激を与えるだけのピーリングがあります。判断が難しい場合は、手を出さずに炎症を鎮める方法をまず探す方が良いでしょう。
ホームケアでは消えない跡があります
連休中ずっとケアをしても、深く濃い赤い跡はなかなか薄くなりません。出勤が間近に迫っているなら、レーザーの助けを借りる方がむしろ合理的です。
Vビームレーザーは、拡張した異常血管のみを選択的に破壊する方法です。1、2回の施術で赤い跡が薄くなる速度を早めることができ、メイクで隠す時間が短縮されます。
肌バリアを刺激せず、内部の血管にのみ作用すると言われているため、適用範囲も広いです。
- ニキビ跡に残った赤い跡と初期の傷跡
- 顔全体が赤くなる赤ら顔
- 手術や施術後に残った赤い傷跡
内出血や腫れがほとんど残らないため、連休の終わりに受けても日常生活への支障が少ない方です。
まとめ
放置したり、誤って触ったりした跡は、後で陥没した傷跡や色素沈着として残り、消すのに何倍もの時間がかかります。
連休は、跡が固まる前に方向性を定めることができる時期です。手を出さないことから始め、長く残る赤みがある場合は、治療を検討してみてください。
