鼻整形後に鼻の下に残った赤い切開跡は、レーザーで十分に改善することができます。手術したことがばれるのではないかと、鏡の前で気を揉む方が多くいらっしゃいます。結論から申し上げると、跡の形と色に合った方法を適切な時期に適用すれば、自然な方向に戻すことができます。ただし、時期を逃すと治療がはるかに難しくなるため、初期のケアが重要です。
切開跡が人によって異なる理由
鼻の下の切開跡が人によって異なって見えるのには、いくつかの理由があります。まず、皮膚の厚さが個人によって異なります。また、手術でどれだけ開いたか、鼻筋をどれだけ高くしたかによって皮膚の引っ張られ方が異なり、引っ張りが大きいほど傷跡が深くできます。
跡の形も一つではありません。
- 切開線に沿って皮膚表面よりへこんだ陥没傷跡
- 赤い傷跡や白い線として残る場合
- ケロイド体質のため、逆に盛り上がる場合
放置してはいけない理由とゴールデンタイム
手術初期の赤い傷跡をそのままにしておくと、さらに進行して目立ったり、ひどい場合には変形まで起こる可能性があります。傷跡が完全に固着する前、まだ赤い状態を初期傷跡と呼びますが、この時期がまさにゴールデンタイムです。
ゴールデンタイムに治療すれば、学界では一般的に傷跡が半分以上少なく残るとされており、時期を逃して傷跡が下に下がり硬くなると、治療が非常に難しくなります。
特に体質的に傷跡ができやすい方や、鼻の手術を深く広く行った場合は、赤いうちから予防的な治療計画を立てることが、将来の傷跡を減らす道です。
自宅でできるケア
病院での治療が最も良いですが、状況が許さない場合に自宅で役立つ方法があります。浸出液が出ず赤い状態であればテープを活用したり、2週間ほど経って傷が治ったらシリコンゲルタイプの軟膏を毎日塗るのが良いでしょう。
- 傷跡は色素沈着が起こりやすいため、日焼け止めやマスクで光を遮ります。
- その部位を頻繁に手で触らないようにします。
- 鼻を強くかんだり、刺激を与えたりしないようにします。
- 喫煙は血流供給を悪くするためやめ、飲酒も量と頻度を減らします。
すぐに病院に行くべきサイン
以下のような変化が見られたら、遅らせずに診察を受けることが望ましいです。
- 赤みが時間が経つにつれて濃くなったり、3ヶ月経っても持続する場合
- 鏡で見たときに、下に引っ張られる拘縮が徐々にひどくなる場合
- 傷跡の周囲が硬く固まったり、盛り上がったりする場合
- 痛みやかゆみがひどい場合
非手術レーザーでどのように改善するか
傷跡ができやすい体質で、跡を再び切開して縫合すると、より深く大きく残る場合が多くあります。そのため、鼻の形自体の矯正が必要な例外を除けば、見た目が嫌だという理由だけで再切開する選択は推奨しません。
代替案は非手術的な方法です。レーザーを照射すると、傷跡を少なくし、すでに残った傷跡の肉が盛り上がるのを助けて表面を平らにします。下にひどく引っ張られる場合には、傷跡組織を針で切断する施術を併用すると、より良い結果が得られます。
結果には個人差がある場合があり、正確な診断・治療は診察後に決定されます。
最後の痕跡まできれいになってこそ、心もようやく安らぎます。鼻整形後の傷跡は、ゴールデンタイムをうまく合わせるだけで十分に改善が可能ですので、一人で悩まず、専門家にご相談ください。
文. イ・サンジュ (延世スター皮膚科) · 医療陣紹介 · 最終検討 2026-06-04
