こんにちは。皮膚科専門医のイ・サンジュ院長です。
老化による顔のたるみがひどくない場合は、ウルセラやサーマクールFLXのような機器施術で改善が期待できます。しかし、たるみが非常にひどい場合は、耳の周りを切開してたるんだ皮膚と筋肉を引き上げて固定する顔面リフト術を選択せざるを得なくなります。顔面リフト術は、思ったよりも傷跡が残る確率が少なくなく、毎年多くの方が顔面リフトの傷跡で皮膚科に来院しています。本日は、顔面リフトの傷跡の特徴と効果的な管理及び治療法について詳しく説明したいと思います。
顔面リフト術、傷跡はなぜ残るのでしょうか?
顔面リフト術は皮膚を引き上げる手術であるため、手術部位に張力がかかるのは避けられません。この張力が過度にかかると、その部位に多くの傷跡ができる可能性があります。
顔面リフトの傷跡、どこにどのようにできるのでしょうか?
顔面リフト術は、耳の前から耳の後ろを回るように手術が進められます。耳より上部の傷跡は髪の毛の下に隠すことができますが、耳の前は皮膚が露出せざるを得ません。したがって、顔面リフトの傷跡は主に耳の前と耳の後ろにできるのが特徴です。
傷跡の多様な姿
顔面リフトの傷跡は、初期には赤いラインのように見えることがあります。しかし、体質によっては傷跡が多く残る場合、その部位が膨らんだり、時間が経つにつれて白く変化して線のように残る場合が多いです。特に体質的に傷跡ができやすい方は、傷跡部位が広くなったり、でこぼこに見えたりすることも少なくありません。
顔面リフト傷跡治療法:再手術 vs. レーザー
顔面リフトの傷跡を治療する方法は大きく分けて2つあります。1つ目は再手術を行う方法で、2つ目はレーザーで傷跡部位を整える方法です。
再手術、慎重に検討すべき理由
顔面リフトの傷跡ができる方は、体質的に傷跡ができやすい傾向があります。したがって、再手術を行う場合でも傷跡が再びできる可能性があり、整形外科では再手術に慎重に取り組む傾向があります。
レーザー治療の長所と過程
レーザー治療は、顔面リフトの傷跡がでこぼこしていたり、突き出ていたりする場合、または色に問題がある場合に選択できます。レーザー治療は手術とは異なり、1回の治療で傷跡が完全に消えるわけではなく、反復的な施術を通じて良い効果が期待できます。傷跡の程度と色によって、複数回のレーザー治療が必要になる場合があります。
- 傷跡がひどくない場合:約3~5回程度の治療が必要です。
- 傷跡がひどい場合:5~10回以上の治療が必要になることもあります。
顔面リフトの傷跡、どのように予防できるでしょうか?
顔面リフト後に傷跡ができる主な原因は3つあります。これらの原因を事前に知って管理することで、傷跡の発生を減らすのに役立つ可能性があります。
- 体質:傷跡ができやすいケロイド体質の場合、手術後に傷跡ができる可能性が高いです。このような体質であれば、手術後すぐに傷跡予防治療を受けることをお勧めします。
- 過度な張力:手術部位に過度な張力がかかると、多くの傷跡が残る可能性があります。したがって、初期にはその部位に張力がかからないようにテープを貼ったり、傷跡緩和軟膏を継続的に使用することが重要です。
- 傷口管理の怠慢:傷口の管理が不適切で炎症が生じる場合も、多くの傷跡が残る可能性があります。丁寧な消毒と必要に応じた抗生物質の服用が重要です。
これまで、顔面リフト後に傷跡ができる原因と効果的な治療法について見てきました。ご不明な点は皮膚科専門医と相談し、詳しい案内を受けてみてください。ありがとうございます。
