手首に入れたタトゥーを消そうと決心したとき、最初に思い浮かぶ質問はたいてい一つに集約されます。「私のタトゥーは何回受ければすべて消えるのだろう?」結論から言うと、除去回数は色や深さ、インクの量、肌の色など、様々な条件によって異なり、個人差があります。そのため、始める前に大まかな回数を予測する自己診断が役立ちます。
以下で紹介する指標は、Kirby-Desai研究チームがタトゥー除去回数に影響を与える要素を6つに分け、項目別に点数を付けて合計し、予測できるように作成した自己診断表を参考にしました。ただし、100人を対象に作成された表であるため、絶対的な基準ではなく、あくまで参考としてご活用ください。
肌の色が除去の難易度を分ける
タトゥー除去と肌の色が何の関係があるのかと思うかもしれませんが、両者は思った以上に密接です。肌の色が暗いほどレーザーの透過がうまくいかず、手首のタトゥー除去が難しくなります。通常、韓国人は3点から5点に該当します。
- 周囲から肌が白いとよく言われるなら3点
- 普段肌が日焼けしやすい、または日焼けを楽しむ方なら5点
- その中間なら4点程度と予測
普段の自分の肌のトーンを思い浮かべながら点数を付けてみてください。
タトゥーが消える原理と位置の点数
まず、タトゥーがどのように消えるのかを知っておく必要があります。単に「白く覆う」のではなく、肌の真皮層に入った色素にレーザーを照射し、インクを細かく砕く過程です。

細かく砕かれたインク粒子は、免疫細胞が血液とリンパ管を通じて体外に排出します。そのため、リンパ管が多い部位ほど消える速度が速くなる傾向が報告されています。手首はこの基準で5点に該当する位置です。
インクの量は目で正確に知ることは難しいですが、色の濃さや大きさでおおよそ予測できます。アマチュアのタトゥーアーティストが少量のインクで入れたミニタトゥーは1点、プロのタトゥーアーティストに施術してもらった場合は2点から4点まで幅広く採点されます。レタリングやラインが濃い絵は、色を濃く出すために見た目よりも多くのインクを使うこともあるため、手首のタトゥーでレタリングや濃い絵なら3点から4点の間と見てください。 レーザー病変除去 (ほくろ・いぼ)が必要な肌の悩みを詳しくまとめた案内も参考にすると良いでしょう。
色が加わるほど回数も増える

タトゥーの色が重要な理由があります。黒色の色素はどのレーザー波長にも比較的よく反応し、他の色よりも除去が容易な方です。逆に、カラーが混ざるほど追加点数が上がると理解してください。消したい手首のタトゥーにどのようなカラーが使われているかを確認し、点数を加えてください。
カバーアップや傷跡がある場合

カバーアップタトゥーとは、最初に入れたタトゥーが気に入らず、別のタトゥーで隠すことを言います。カバーアップをした場合は2点が追加されます。以前の手術跡や大きな火傷の痕を隠すためにタトゥーを入れた方もいます。
タトゥー後にケロイドのように傷跡が残る場合もあります。タトゥーと傷跡が一緒にある場合は、状態によって点数を変えます。
- 傷跡がほとんどないか軽い程度なら1点
- 中程度の痕跡が残っているなら3点
- 深くひどい傷跡を伴うなら5点
肌の反応には個人差があるため、 外科的傷跡修復術や 火傷・手術傷跡、 ケロイド・肥厚性 傷跡注射が一緒にある場合は、傷跡の状態も一緒に見て診療方針を決める方が良いでしょう。

6つの項目の点数をすべて付けたら合計してみます。韓国人で最もよく出る点数帯は7点から15点程度です。点数を確認し、予想回数を参考にしてください。ただし、タトゥーの範囲などの詳細な要素は、皮膚科専門医と相談した後に初めて正確にわかる部分なので、あくまで参考としてのみご活用ください。
診察室で見ると、自己診断表の点数と実際の施術回数が正確に一致するケースよりも、個人の肌の回復力とインクの深さによって少しずつ異なるケースの方が多いです。
手首のタトゥー除去回数が気になる場合は、 タトゥー除去相談でお問い合わせを通じて点数と現在の状態を一緒に確認することができます。
ピコウェイレーザーとRゼロテクニック

先に紹介した自己診断表は、Nd:YAGレーザー機器を基準とした回数です。新村 延世スター皮膚科医院では、ピコ秒単位でレーザーを照射するピコウェイを保有しています。
タトゥーを消す原理は、色素をより多く、より細かく砕くことにあります。ピコ秒の短い照射が可能であれば、色素をより細かく砕くことができます。
レーザーをタトゥー部位に照射すると、その上にバブル層が形成されます。バブル層ができると再びレーザーを照射しにくくなるため、これを素早く除去することが重要です。Rゼロテクニックは、PFD薬剤をバブル層に塗布し、肌へのダメージを抑えながらレーザーを最大4回まで繰り返し照射できる方法で、タトゥー除去回数を減らすのに活用されます。
傷跡を残さないためのケア

新村 延世スター皮膚科医院は、傷跡治療で20年以上の経験を積んできました。その経験に基づいて、タトゥーの痕跡まで一緒に診察します。個人の肌の状態に合わせて適切なエネルギーを照射し、その後CO2レーザーで施術後の水ぶくれを抑え、傷跡を予防する方向で進めます。

長く、何度も繰り返し受けなければならない治療であるため、痛みを無視することはできません。最後まで快適に施術を受けられるよう、クリーム麻酔、エアクーリング、レーザー麻酔などの低疼痛システムを併用します。
施術後に知っておくべきこと

タトゥー除去は一度で終わる治療ではなく、複数回にわたる過程です。施術後のケアで以下の点を覚えておくと良いでしょう。
- 施術部位は刺激を与えず清潔に保つ
- かさぶたや角質は無理に剥がさず自然に剥がれ落ちるようにする
- 外出時は紫外線対策に気を配る
- 一時的な腫れや赤みが出ることがあるので、十分に回復期間を設ける
個人の特性により一時的な腫れ、赤み、かさぶた、角質などが出ることがありますので、医療スタッフと十分に相談した上で治療を進めてください。
タトゥー除去についてさらにご不明な点がございましたら、 💬 今すぐ相談する
イ・サンジュ代表院長 (延世大学校医科大学・大学院医学博士、セブランス病院皮膚科専門医修了、大韓皮膚科学会会長) イ・サンジュ代表院長プロフィール 初回発行 2023-07-13 / 最終検討 2026-06-16
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としたものであり、同じ施術でも人によって結果が異なる場合がありますので、正確な診断と治療計画は必ず医療スタッフとの相談を通じて決定してください。
