
かつては格好良く特別だと入れたタトゥーも、時間が経ち環境や考えが変わるにつれて除去を悩む方が増えています。
多く選択される方法はピコレーザーです。では、皮膚科ではなぜこの機器を使うのでしょうか。
機器ではなく設定の問題
ピコレーザーは単に光を照射する機器ではありません。肌の状態とタトゥーの深さ、色、面積を考慮し、カスタム設定が必要な機器です。
そのため皮膚科では、医学的な観点から肌の状態を精密に把握し、タトゥーの種類に応じて何回施術が必要か、傷跡の可能性はどうかをカウンセリングで一緒に確認します。

色ごとに波長を変える必要があります
| 設定項目 | 何によって決まるか |
|---|---|
| 波長 | 黒色や青色、緑色など色素の色 |
| エネルギーの強さ | 肌の状態と色素の深さ |
| 施術間隔 | 肌の回復程度 |
| 施術回数 | タトゥーの種類と面積 |
皮膚科では、多様な波長のピコレーザーを備えている場合があり、各波長を適切に組み合わせて施術することができます。それだけ精密な除去が可能です。
機器構成はRゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去案内に、単一波長方式はNd:YAGタトゥー除去にまとめられています。

回復が早い分、調節が重要です
ピコレーザーは他のレーザーと異なり、肌へのダメージが少なく回復が早いのが利点です。
ただし、誤った設定や反復的な刺激は色素沈着や傷跡につながる可能性があります。
皮膚科では、このような副作用を軽減するため、施術間隔やエネルギーの強さを細かく調節し、必要に応じて肌の鎮静や再生治療も併せて行います。

傷跡を減らす仕上げ
CO2レーザーを用いたピンホール法で傷跡を減らす場合もあります。肌に微細な穴を生成して再生を誘導し、既存の損傷した組織を滑らかにリモデリングすることで傷跡を予防します。
詳細はピンホール法 火傷・手術傷跡施術案内でご覧いただけます。

反応が生じたときにできること
- 肌鎮静治療
- 再生治療併用
- 仕上げ段階のピンホール法
ご不明な点は今すぐチャットでお問い合わせくださいで質問できます。
消すだけで終わりではありません
ピコレーザーによるタトゥー除去は、単に消すだけで終わる施術ではありません。肌に残る可能性のある痕跡や敏感な肌反応まで考慮する必要があるからです。
正確な診断とアフターケアまでお考えでしたら、タトゥー除去経験のある皮膚科専門医とのカウンセリングをお勧めします。全体的な流れはタトゥー除去診療案内でご確認いただけます。

作成・医学監修 カン・ジンムン代表院長(皮膚科専門医) 延世大学校医科大学卒業・セブランス病院皮膚科専攻医・現 延世医科大学皮膚科学教室外来教授 大韓医学レーザー学会会員・大韓皮膚美容外科学会会員 医療陣紹介を見る
初回発行 2025-07-11・最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療を代替するものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
