
同じレーザー機器で同じエネルギー設定で施術しても、部位によって感じる痛みの程度が異なることがあります。腕のタトゥーはなんとか耐えられたのに、足首や鎖骨ははるかに痛かったとおっしゃる方が多いです。
痛みの体感強度は、大きく3つの要素に影響されます。

痛みの体感を左右する3つの条件
| 条件 | 作用する方式 | 該当しやすい部位 |
|---|---|---|
| 皮下脂肪と筋肉層の厚さ | 脂肪が厚いと骨や神経への直接的な刺激が少なく、薄くて骨が近いと刺激がより直接伝わります | 手首、足首、鎖骨、脊椎近く |
| 神経分布密度 | 感覚神経が密集した部位は、皮膚刺激により敏感に反応します | 指、つま先、耳の後ろ、首 |
| 皮膚の厚さ | 皮膚が薄いほど、レーザーエネルギーが真皮層により直接的に到達します | まぶた、耳、鎖骨 |
同じ強度のレーザーでも、感覚神経が密集した部位ではより強い痛みとして感じられることがあります。

麻酔方式の選択
敏感な部位のタトゥーを除去する際に参考になる点があります。まず麻酔です。
- 多くの医療機関で施術前に部分麻酔クリームを塗布します。塗布後一定時間が経つと皮膚感覚が鈍くなり、時間調整によって痛みの体感を減らすのに役立ちます
- 亜酸化窒素による麻酔方式は、施術後すぐに日常生活に戻れるほど安全で、タトゥー除去以外にも病院で多く活用されています

冷却装置と出力調整
施術中に冷却装置を併用すると、皮膚の温度を下げて痛み信号の伝達を減らすのに役立つことがあります。使用する機器にその機能が内蔵されている場合もあれば、別途併用することもありますが、施術中に皮膚の温度が急激に上がらないため、比較的快適に進行することができます。
エネルギー出力も調整対象です。敏感部位であるほど、最初の施術ではエネルギーを低く設定して皮膚反応を確認する方式で進行することもあります。無理に高い出力を使用すると、効果よりも副作用のリスクが大きくなることがあります。
範囲と速度を分ける方法
一度に広い範囲を施術すると、累積する痛みが増すことがあります。敏感な部位は施術範囲を分けて進行したり、十分な休息を挟んで複数のセッションに分ける方法が活用されることもあります。

回数を減らすことも痛み対策です
痛みは避けられない要素ですが、部位別の特性を事前に把握し、医療陣と十分に話し合うことで、より快適に進行することができます。
既存の方式よりもはるかに速い速度でインクを分解するピコウェイレーザーのような機器の選択も痛み軽減の重要なポイントとなり、施術自体の回数を効果的に減らすRゼロのような方式を通じて少ない回数で除去することができます。反復回数が減れば、比較的痛みが感じられる部位でも負担を大きく軽減することができます。
機器と方式の構成はRゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去案内で、他の系統のアプローチはNd:YAGタトゥー除去でご覧いただけます。
カウンセリングでまずお伝えください
最も重要なのは、タトゥー除去に関する知識と経験が豊富な専門医との十分な事前カウンセリングです。特に痛みが心配な部位がある場合は、カウンセリング時にお伝えいただき、麻酔方法や出力調整など、個人に合った計画を立てる過程が必要です。
診療の流れはタトゥー除去診療案内にまとめられています。どの部位が心配か今すぐチャットで問い合わせるで事前にお知らせいただいても構いません。

作成・医学監修 カン・ジンムン代表院長(皮膚科専門医) 延世大学校医科大学卒業・盆唐チャ病院教授歴任 現 延世医科大学皮膚科学教室外来教授・大韓皮膚科学会会員 医療陣紹介を見る
初回発行 2026-03-19・最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療を代替するものではありません。結果と回復経過には個人差があることがあります。
