ニキビが治った後に残るデコボコした跡が、化粧でも隠しきれず毎日気になるという方は、まず表面再生だけではなぜ不十分なのかを見ていきましょう。
肌が薄い方や敏感肌で、強いレーザーに抵抗があり治療をためらってきた方も多いでしょう。このような場合、刺激を抑えながらアプローチする方法として、レーザー衝撃波とサブシジョンの併用があります。
ニキビ跡が陥没する理由
ニキビがひどく化膿したり、誤った圧出をしたりすると、炎症が真皮層にまで及びます。この過程で皮膚組織が損傷し、回復過程でコラーゲン再生が不均衡に行われると、表面が深くへこんだ陥没ニキビ跡が残ります。
表面再生だけでは不十分な理由
さらに重要なのは、傷跡の下にある線維化組織です。慢性的なニキビ炎症が繰り返されると、傷跡の下の皮膚の中に糸のように硬くなった線維化組織ができ、この組織が皮膚を下に引っ張ります。
この状態では、レーザーで表面を再生させても、下から引っ張る力があるため、皮膚が盛り上がるのに物理的な限界が生じます。表面再生だけでは不十分な点がまさにここにあります。
レーザー衝撃波、弱い肌への負担を軽減したアプローチ
レーザー衝撃波は、ブラックダイヤモンド粒子が入った特殊パッチを施術部位に貼り付けた後、レーザーエネルギーを照射する方式です。パッチ内の粒子がエネルギーを衝撃波に変え、皮膚の奥深くまで伝達します。熱を表面に直接加えず、機械的な衝撃波刺激を与えることが核心です。
この刺激が皮膚の深い層に伝わると、硬く固まった傷跡組織が柔らかく弛緩し、線維芽細胞が刺激されてコラーゲン再生に役立ちます。皮膚内の微細循環が活性化されることで、老廃物排出と血液循環にも寄与する可能性があります。
衝撃波方式が特に考慮されるのは、次のような場合です。
- フラクセルなど熱ベースのレーザー後に赤みや色素沈着を経験したことがある場合
- 肌が薄く、強いレーザーに抵抗があった場合
- 陥没した傷跡とともに、肌の弾力低下も気になる場合
レーザーサブシジョン、下から引っ張る力を断ち切る
レーザーサブシジョンは、皮膚表面を切開せず、傷跡を下に引っ張る線維化組織を直接切断する施術です。これに負担を軽減する衝撃波レーザーを併用し、治療過程の刺激を減らします。線維化組織が切断されると、その空間に新しいコラーゲンが満たされ、陥没した皮膚が盛り上がる環境が作られます。
施術自体は比較的短時間で終わりますが、針を直接扱う方式であるため、施術者の熟練度が結果に大きく影響します。そのため、専門医との相談を通じた慎重なアプローチが必要です。
ご自身の傷跡にどのような組み合わせが合うか気になる場合は、まず状態を確認することができます。 今すぐチャットで相談する
2つの施術の役割を分けてみると
診察室では、フラクセルなど熱ベースのレーザー後に赤みを経験して来院される方が少なくありませんが、このような場合、2つの施術の役割を分けてみると、組み合わせの理由が明確になります。
| 区分 | 作用位置 | 主な役割 |
|---|---|---|
| レーザー衝撃波 | 傷跡表面と上部 | 表面損傷を減らし、硬い組織を弛緩、コラーゲン再生と微細循環を刺激 |
| サブシジョン | 傷跡下の真皮 | 引っ張る線維化組織を直接切断、空いた空間に新しいコラーゲンを誘導 |
| 併用時 | 上下同時 | 上は弛緩と再生、下は引っ張り除去で皮膚が盛り上がる空間を確保 |
上では衝撃波が傷跡組織を弛緩させ再生を刺激し、下ではサブシジョンが引っ張る力を断ち切ります。両方向が連動し、陥没した跡を埋めるのに役立つ構成です。
併用するかどうかは傷跡のタイプによって異なる
2つの施術の併用可否と適用順序は、個人の傷跡のタイプと肌の状態によって異なるため、皮膚科専門医の診断後に決定することが安全です。
陥没した傷跡だけでなく、ニキビ跡全般や、詳細なタイプである陥没ニキビ跡、炎症が残った赤みのあるニキビ跡まで分けて検討すると、計画が明確になります。根本原因であるニキビ自体の管理とともに、傷跡の段階ではニキビ跡プレミアム オーダー治療のように、状態に合わせて設計する方式を考慮することができます。
陥没したニキビ跡は、表面再生だけでは完結しないことが多いです。下から引っ張る線維化組織を一緒にほぐすことで、皮膚が自然に盛り上がります。傷跡の形態と深さ、個人の肌の状態に合った施術方法と順序は、専門医との相談で決めることをお勧めします。 今すぐチャットで相談する
イ・サンジュ代表院長 · 皮膚科専門医
延世スター皮膚科 新村本院 代表院長。色素・傷跡分野を長年診療してきた皮膚科専門医であり、延世医科大学皮膚科学教室外来教授、2026年大韓皮膚科医師会会長として活動中です。イ・サンジュ代表院長プロフィールで経歴をご確認いただけます。
初回発行 2026-06-15 · 最終検討 2026年7月23日
本記事は一般的な情報案内であり、傷跡のタイプと肌の状態によって適用方法と経過に差がある可能性があります。具体的な治療計画は専門医との相談を通じて決めることをお勧めします。
