
複数の色が混ざった感覚的なタトゥーを消せるか尋ねる方が多くいらっしゃいます。カラータトゥーは単色タトゥーとは異なる条件を持つため、それに合った技術と機器が必要です。
カラータトゥー除去に使うピコウェイレーザーを基準にまとめました。

ピコウェイが色素を扱う方式
ピコウェイは、非常に短い時間であるピコ秒単位で高いエネルギーを伝達し、タトゥー色素を微細な粒子に粉砕するピコレーザーです。
真皮の深い部分の色素まで到達が可能で、肌の損傷や傷跡を予防する方向に作用します。

色によって反応が異なる理由
一般的にタトゥー除去では、黒色のタトゥーがよく消える傾向にあります。それ以外の赤、黄、青、緑のようなカラーは、波長によって反応する程度が異なり、除去が難しい場合があります。
一つの波長で全ての色のタトゥーを同じ条件で扱うことは困難です。カラータトゥーを消す際に、多様な波長を持つレーザーが必要な理由です。

波長を色に合わせて配分します
ピコウェイは複数の波長を使用できます。
| 波長 | 対応する色系統 |
|---|---|
| 532nm | 赤、オレンジのような明るい色 |
| 785nm | 青、緑系統 |
| 1064nm | 黒、グレーのような暗い系統 |
色が混ざったデザインであれば、一つの施術内でも区域を分けて波長を変えながら照射することになります。機器構成はRゼロ ピコプレフラクションタトゥー除去案内に、単色中心のタトゥーはNd:YAGタトゥー除去にまとめられています。

傷跡が心配な方へ
カラータトゥー除去後の傷跡が気になる場合は、傷跡を防止する目的でCO2レーザーを用いたピンホール法を併用して受けることができます。微細な穴を開けて肌の再生を誘導する方式です。
詳しい説明はピンホール法 火傷・手術傷跡施術案内にあります。
カラータトゥーを消すことを決めたら
タトゥーを消すことを決意されたのであれば、肌に負担をかけずに消すことが重要です。準備していただくことは以下の通りです。
- デザインに含まれる色の構成を把握しておくこと
- 熟練した皮膚科専門医と波長計画を相談すること
- 傷跡予防施術を併用するかどうかを決めること
カラータトゥー除去は難しい施術であるため、機器と判断の両方が必要です。結果と回数には個人差がある場合があります。全体の診療の流れはタトゥー除去診療案内で確認できます。


作成・医学監修 イ・サンジュ代表院長 (皮膚科専門医) 延世大学校医科大学卒業・大学院医学博士・セブランス病院皮膚科専攻医 現 延世医大皮膚科学教室外来教授・永同セブランス病院皮膚科教授歴任 2026年 大韓皮膚科医師会会長 医療陣紹介を見る
初回発行 2025-05-16 ・ 最終検討 2026-07-29
本記事は一般的な医学情報であり、個人の診断と治療に代わるものではありません。結果と回復経過には個人差がある場合があります。
