気温が上がり、服装が軽くなると、これまで服の中に隠していた腕や脚が改めて気になるものです。中でも、二の腕に残るでこぼこした白い縞模様、腕のストレッチマークのせいで半袖を着るのをためらう方が多くいます。最初に浮かぶ質問は通常これです。「クリームを塗り続ければ消えますか?」結論から言うと、すでに定着したストレッチマークは保湿製品だけでは薄くなりにくいです。
白い縞模様、実は皮膚の奥の傷跡です
多くの方がストレッチマークを単純な乾燥や色素沈着だと考えています。しかし、ストレッチマークは皮膚の奥のコラーゲンが断裂することで生じる傷跡に近いです。表面ではなく真皮層の構造が崩れた痕跡である点が重要です。

診察室では、二の腕を隠すようになり来院される方が少なくありません。見える部位である上に、二の腕は皮膚が薄く弾力が弱いため、一度できるとさらに気になる部位です。
ストレッチマークはなぜできるのでしょうか
ストレッチマークは、皮膚が耐えられる速度よりも速く伸びるときに生じます。代表的な状況は以下の通りです。
- 急激な体重増加
- 運動による急激な筋肉量増加
- 思春期の急成長
- 妊娠など身体の変化
このとき、皮膚表面は耐えられますが、奥にある真皮層が裂けるように損傷し、コラーゲンと弾力繊維が破壊され、その場所に白色や赤色の線が残ります。

特に二の腕にできた腕の白いストレッチマークは、他の部位よりも目立ちやすく、皮膚自体が薄く弾力が弱いため、改善が難しい傾向があります。そのため、より積極的な妊娠線・肉割れ治療アプローチが必要です。
クリームや軟膏には限界があります
すでにできたストレッチマークは、皮膚の奥の構造が崩れてできた傷跡であるため、クリームだけで消えることを期待するのは難しいです。
もちろん、クリームや軟膏が肌のキメを整えたり、保湿を維持したりするのに役立つことはあります。ただし、目立つストレッチマーク自体を減らすには、専門的なレーザー治療が併用される必要があります。

ストレッチマークは色によってアプローチが少し異なります。以下の表にまとめました。
| ストレッチマークの状態 | 特徴 | 治療方向 |
|---|---|---|
| 赤いストレッチマーク | できて間もない初期、赤みが残る | 血管レーザーで赤みを緩和 |
| 白いストレッチマーク | 時間が経ち白色に固まる | 再生レーザー + スキンブースター併用 |
赤いストレッチマークにはどのようにアプローチしますか
腕のストレッチマークができて間もない場合、赤みが残っていることがあります。このような場合、血管レーザーであるVビームプリマで赤みを鎮める方法が役立ちます。

赤いストレッチマークの段階でケアすることで、赤い皮膚症状を緩和するだけでなく、ストレッチマークがさらに目立ったり、ひどい形に進行するのを事前に抑えるのにも役立つと考えられます。
ご自身の腕のストレッチマークの色がどの段階か迷う場合は、ご不明な点を腕のストレッチマークの状態に関するチャット相談でお問い合わせくださいを通じて気軽に確認してみるのも良いでしょう。
白色に固まったストレッチマークの治療
時間が経ち白色に変化した腕のストレッチマークは、再生を誘導するアプローチが中心となります。
ストレッチマークレーザー (ウルトラパルスアンコール)は、ストレッチマーク治療に用いられる代表的な機器の一つです。CO2再生レーザーで、皮膚の奥深くの真皮層まで微細な穴を開け、再生を誘導するピンホール法方式を使用します。損傷したコラーゲンと弾力繊維が再び作られることで、皮膚が徐々になめらかに回復する流れが期待できます。

二の腕のように弾力が低下しやすい部位ほど、ピンホール法ベースのレーザーによるリモデリングアプローチが重要になります。
スキンブースターの併用も一つの方法です。リジュランのようなスキンブースターをレーザーと併用することで、皮膚の再生力を高め、より自然な回復を助けることができます。ストレッチマークが古かったり、傷跡のように深く陥没している場合、スキンブースターがレーザーと相乗効果を示すケースが報告されています。
古いストレッチマークも治療できますか
可能です。ただし、時間がかかり、継続が必要です。

初期のストレッチマークのように早く改善されるわけではありませんが、ピンホール法レーザーとスキンブースターを併用することで、少しずつストレッチマークが薄くなり、肌のキメが整う変化を感じられることがあります。ただし、白色に固まったストレッチマークの場合、1~2回の治療では変化がわずかである可能性があるため、長期的な治療計画が必要となる場合があります。改善の程度や必要な回数には個人差があります。
治療前に確認しておくと良い点をまとめました。
- ストレッチマークの色が赤いか白いかまず確認する
- できた時期が最近か古いか思い出してみる
- 1~2回で終わらない可能性があることを考慮する
- 自己流のクリームだけで先延ばしにするのではなく、一度状態を診断してもらう
治療時期を逃さないでください
二の腕にできたストレッチマークは、皮膚のたるみを伴いやすい部位であるため、先延ばしにするほど深く広く広がる傾向があります。一度できたストレッチマークはそのままにしておいても良くならないため、初期対応が重要です。

ストレッチマークレーザーとスキンブースター、この2つをうまく活用すれば、二の腕のストレッチマークも十分に改善が期待できます。もう隠すのではなく、一歩先に検討されることをお勧めします。
ご自身の腕のストレッチマークにどの方法が合うか判断が難しい場合は、腕のストレッチマーク治療方法チャット相談でお問い合わせくださいを通じて、状態に合った方向性をご案内いたします。



イ・サンジュ代表院長 (延世大学校医科大学・大学院医学博士、セブランス病院皮膚科専門医修了、大韓皮膚科学会会長) イ・サンジュ代表院長プロフィール 初回発行 2025-06-27 / 最終検討 2026-06-16
本記事は一般的な情報を含む内容であり、ストレッチマークの状態や治療反応は人によって異なる場合がありますので、正確な診断と治療計画は医療スタッフとの相談を通じてご確認ください。
